【ワシントン=鳳山太成】イスラエルの民間団体、スペースILは11日、無人探査機「ベレシート」が月面着陸に挑んだが失敗したと明らかにした。着陸間際にエンジンなどがトラブルに見舞われ、機体を制御して軟着陸できなかったという。成功すれば民間主導で初の月面着陸となる予定だった。
探査機は米東部時間11日午後(日本時間12日午前)に月面への着陸を試みたが、エンジンや通信手段がうまく機能しなかった。チームの担当者は「成功裏に着陸できなかった」と述べた。月面に衝突したとみられる。
探査機は2月21日に米南部フロリダ州から打ち上げられ、地球を楕円軌道で周回しながら月に近づき、着陸の機会を伺っていた。
これまで探査機の月面着陸に成功したのは米国、旧ソ連、中国の3カ国ですべて政府主導だった。イスラエルの計画が成功すれば民間主導で初めての成果と期待されていた。着陸はできなかったが月面まで到達したことで、研究者や起業家が低コストで科学探査に取り組む新たな事例となった。
スペースILは2011年に設立された非営利組織。資産家などから1億ドル(約110億円)を集め、イスラエル政府の支援を受けながら探査機を開発した。米グーグルなどが出資するXプライズ財団が始めた月面探査レースに参加し、最終選考の5チームに残った。競技会は勝者がないまま18年3月に解散したが、スペースILはその後も開発を進めていた。
春割実施中!無料期間中の解約OK!
日経電子版が5月末まで無料!
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43653740S9A410C1000000/
2019-04-11 20:30:00Z
CBMiPGh0dHBzOi8vd3d3Lm5pa2tlaS5jb20vYXJ0aWNsZS9ER1hNWk80MzY1Mzc0MFM5QTQxMEMxMDAwMDAwL9IBAA

Tidak ada komentar:
Posting Komentar