Kamis, 11 April 2019

ウィキリークス創設者逮捕、エクアドル大使館追放 - 日本経済新聞

【ロンドン=押野真也、サンパウロ=外山尚之】ロンドンの在英エクアドル大使館で11日、内部告発サイト「ウィキリークス」創設者のジュリアン・アサンジ氏が英警察に逮捕された。同氏は2010年に性的暴行容疑で逮捕されたが、保釈中にエクアドルに亡命申請し、7年近く同大使館に籠城していた。同氏を巡っては、機密文書の公開を理由に米国が身柄の引き渡しを求めているとされる。

アサンジ氏は在英エクアドル大使館で籠城を続けていた(17年5月)=ロイター

ハント英外相は11日、アサンジ氏について「彼の将来は英国の司法システムによって決められる」と述べた。同氏の追放を決断したエクアドルのモレノ大統領に謝意を表明した。

アサンジ氏は10年、アフガニスタンやイラクでの軍事作戦に関する米国防総省の機密文書を公開したことで一躍有名になった。その後、スウェーデン滞在時の性的暴行容疑を受け、英国で逮捕された。しかし、保釈中の12年にエクアドル大使館に逃げ込み、亡命を申請した。その後は同大使館に籠もっていた。

スウェーデン検察は犯罪を立証できないとして捜査を打ち切ったものの、ロンドン警視庁は裁判所の出頭命令に従わなかったとして、アサンジ氏の逮捕を予告していた。

今回、アサンジ氏が大使館を追放された背景には、エクアドルの外交路線の転換がある。アサンジ氏を受け入れたのは反米左翼のコレア前大統領だが、17年5月に就任したモレノ大統領は反米路線を修正した。経済立て直しのために米国との関係改善を進める上で、アサンジ氏の存在が障害になっていた。

モレノ氏は「人道上の理由」としてアサンジ氏の保護を続けたが、同氏への資金援助を打ち切り、インターネットの利用や外部との面会も制限した。アサンジ氏がエクアドル政府を相手取り訴訟を起こすなど、関係が悪化していた。モレノ氏は11日、ツイッターに動画を公開し、「アサンジ氏は繰り返し規定を破った」と説明した。

今後は米政府の対応に注目が集まりそうだ。アサンジ氏は数々の米国の機密情報を流出させており、死刑になる可能性があるとして、米国に身柄引き渡しをしないよう、英国やエクアドル政府に求めていた。エクアドルのモレノ氏は動画の中で「英国に拷問や死刑がある国に送還しないよう要求した」と明かした。

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https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43630050R10C19A4910M00/

2019-04-11 10:21:00Z
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